消滅する前に

 最近、消滅する可能性がある自治体、という言葉を目にした。早速ネットで検索する。 

 2050年までに20代〜30代の女性が半減し、全体の4割にあたる744の自治体で「最終的には消滅する可能性がある」。

 

 なるほど。今が2024年なのであと26年後、四半世紀先の話でしたか。

 消滅都市、なんてゲームのタイトルの様だけど、これ現実の予測の話。

 うわ〜、マジか〜。でも、仕方ないね。このままだと少子化、晩婚化、未婚化は止められないと思う。

 夢や能力があって一生仕事に打ち込みたい!って思う人もいる。

 結婚したいけど出来ない、出産したいけど出来ない人もいる。

 夫婦片方の稼ぎだけでは生活出来ず、夫婦片方の家事育児では家が回らず。女性はもちろん、男性も働きながら家庭を回す。(となると主婦って言葉自体が広辞苑から消える時が来そうだ。年齢性別問わず家事育児をやって当たり前、がスタンダードになりそうなので。)

 年金の納付額は上がってるのに受給額は減って、そもそも受給年齢が上がっている。

 未来が安心で約束された世界と思えなくなったのも一因かと。毎年昇給してきっちりボーナスが出て退職金も満額、年金も数倍になって戻ってくる…なんて事はもうないでしょ。

 現状の社会を維持するのはもう無理だと思う。この先、全体が緩やかに坂を下っていくのかなと。

 

 それなら、現状の社会をもう少し不便にする事から慣れていったらいいのでは。反対多数でしょうが、いきなりプールに入る前に準備運動から始めていきたいタイプなので。

 例えば深夜働いてる方に申し訳ないけれど、深夜のコンビニはエリア内で当番制にするとか。無理だろうけど。地域特性があるから一律に、なんて言わないけれど繁忙期はフル回転、でも通常は持ち回りで三日〜一週間くらい?で交代等。通常営業は朝7:00〜22:00まで、とか。と言うのも、求人を見ていると深夜時間帯の募集とか結構あるね。しかも近隣の複数店舗で。他にもドラッグストアやスーパーも深夜の求人が結構ある。お金を稼ぐなら良い時給の時間帯だけれど、その時間帯に働きたいって人が少ないんかなとも思うのね。

 

 また、この先自分の住んでる所は電車が通っているので、地域住民で残りたい人は最寄り駅の周辺に引越しして生活するようになるのかな、と思った。ライフラインの維持、ゴミ収集の手間、住む人達の利便性。離れて住んでもいいけれど自己責任で、となっていきそう。かつて民営化した事業がまた国営に戻ったり…は流石にないかな。

 

 

 余談・Jリーグも発足時よりチーム数がだいぶ増えたけど、人口減るとなるとチームが減ってしまいそうで寂しいですな。